鵜飼伝記 学生を終えて(卒業)
こんにちは、コロナで卒業式は、なくなってしまいましたが、ひとまず学生生活に終止符を打てたので安心しました。 普通に家でラーメンを茹でています。
今日は、ちょっとこんな私の懐古話に付き合ってください。 自分でもこの文書いてて
「うわぁ厨二臭いし気持ち悪りぃ自己愛満ち溢れてんな」って思ってるけどもうありのまま曝け出したいんで書くことにします。
暇な人だけ見てください。
この7年間学生後期(浪人も含む)自己の人格形成に当たってとても重要な時代であったと感じる。 考え方や思想の要を築いたのが、この7年間に詰め込まれてるとおもう。
中学は、友達もいたし暴れまわってたのでここでは論外にする。
〜プロローグ〜序章 (高校時代)
クラスに友達は1人も居ませんでした!!(迫真)健介を除く
女にも敬語で話しかけられるし、童貞モノのAVの主人公になった気分でした。
周りと同じことをしていないと変わり者のレッテルを貼られよそ者扱いする場所であり、身内ネタなどでしか盛り上がれない人間の集まりだと感じた。
明らかこいつデビューだろって奴にも席替え後恥ずかしいから俺に話しかけないでくれって言われたくらいだしこれもうわかんねぇな
こんなんだったら暴力沙汰してガラス割ったりチャリ盗んでやったりしたほうがいいのかなとか思ったけど、部活をやっていたのでそれは出来なかった。
もうこうなれば授業抜け出してコンビニ行ったり。帰りの会でわざとおはようございますって登校してやろうとかとことんキチガイ行動してやろうってことしか頭に浮かばなかった。
しかしメリットとしてもあり周りに友達が居なかったので一人で考える時間が、格段に増えた。
この辺りからあんまり馴れ合いとか仲良くも無い人と時間とって集まるのが億劫になった。
歴史が好きだった自分としては、絶対にいつか世界を放浪してやると思った時もこの頃である。
勿論友達や仲間がたくさんいた方が得るものが多くあるが、自分の根幹についてはそう深く考えられないのも事実。
人との対話や付き合い能力にステータスを振り分けるよりも、一人でやっていくために自分はどうしたらいいかという考えを形成させたのがこの2、3年である。
(だから今僕は、将来的にはフリーランス志望だ)
〜浪人時代〜全ての始まり〜
今まで上手く行ってた自分の挫折初期段階がその高校時代であったが、この2015年は自分にとって最も苦しく重要な年になる。この1年がなければ自分の考え方や服や思想についてどうなっていたか。
2年半程付き合っていた彼女がいた。
学校やクラスに友達がいなくても部活から受験期まで自分の横で戦ってくれた。その存在が無ければ1年で学校を辞めていたかもしれない。
しかし卒業後 自分の幼稚さのせいで振られてしまった。
むしろ凱旋後に振られていれば、、、
いつもいて当たり前と思える存在がいなくなりまたこの先浪人という社会のどの位置にも属さない立ち位置 そしてこのまま自分はどうなってしまうのかという不安と昼間の太陽の絶望感
周りのみんなは刻一刻と人生を謳歌している中自ら進んで浪人を決めたとはいえあの虚無感。
地元の友達とも疎遠になる。
あの初期に誰からも頑張れよと誰に声をかけられても慰めが凄く嫌だった。卑屈になっていた。
高校時代周りに人がいないという比喩では済まなく、ガチでいないのである。1日会話しないで済む日もあった。
浪人開始時に沢山のものを失った自分はこの時決心した。
こんな地獄のような時期は滅多にないのでこれを乗り越えれば、自分は絶対強くなると思った。
勉強だけしたってしょうがないので茂木健一郎先生の脳科学の本を読んだり。毎日マラソンと日記をつける。 そして服についての本を読むなど。様々な部分で成長してやろうと考えた。
鵜飼はまだ完全に腐ってはいなかったのである。
携帯代が払えなくなるのと流石に会話くらいしなきゃと昼間のバイトを始める。(青葉)
浪人なんて立場の人がいなかったし。夜のシフトに入れば、大学生とかぶってしまい自分と比べてしまって卑屈になりそうだったので昼だけにした。
孤独の中で様々な事を得る。
地面を這いつくばって、泥水を啜ってでも生きてやるとのハングリー精神は、この1年がなかったら身につかなかったであろうと感じた。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いといえるようになった。
浪人の1年間は、今後数十年の自分の人生において、重要であると言える。
まぁこれからも地獄は待ってるのだが、、、
〜冷戦から雪解け〜 大学
大学入学時には、この体格で元々アメフト部に入ろうとしてたのだが、部費がまぁたかいたかい
バイトをたくさんしたかったので、部員の皆はバイトなどどうしているのかと聞いたら夏休みにしていると聞いたので
「あっ 親の金、、、ふーん」
とな感じで察した。 そう 僕の学校は、おぼっちゃまくん(小林よしのり)レベルのボンボンがいる学校である。
友達から先日聞いたんだが、入学祝いは新車だったり親のカードでなんでも買えるなど、とんでもないレベルの話に自分は驚愕した。
大学に入って本当に良かったことは、様々な地方から来たり変わった考え方を持った人がいる人などに出会えたこと。
あの高校時代とは異なり周りの同調など要らずに個々の好きなスタイルを貫けるフリーダムな場所なのだと
アイドル系のピンクが似合う女の子(後のるうみん)に出会った頃には、衝撃が走った。
皆でご飯を食べにいく機会があったのだが
「水筒は、流石に麦茶とかなんだろうな、」と思ってたらなんと中身も苺ミルクで、この人はすげぇ 本物だと確信した。
そうだ!!このフリーダムな場所そして好きなことを誰にも阻まれる事なく自由なことができる場所(犯罪以外)これこそ理想郷であると彼女との出会いによって思わせてくれた。
高校の唯一の友達と、以前から将来お笑いをやろうと話し合っていたので、その活動にも思いきり専念できたし。
ロバートの馬場さんの緑髪にも憧れていたので、染めたり。 たくさん自由が生まれた。
あの、地獄のような1年は遂に過去のものになったのだなと実感した。
しかし自由が手に入ったからといっても超えてはいけない欲望やまた不満、また争いが生まれてくる。 この歴史は繰り返すものなのだと感じた。
今までは、保谷人や団体対団体などの目に見える他人との闘いであったが、今回ばかりは、そうはいかない。
自分の言う敵とは、マルチ商法と宗教家であり、身近な所に潜んでいるため見分けることが難しい。
昔の友達から急に連絡が来て行ってみたらそれだったと言うケースがこの2.3年後が経たない
この共産主義の人間との表面的ではなく水面下での静かな闘いが多く繰り広げられた。ある程度20代にもなると知恵がつき縛られることなく自由に活動や信仰ができるともなるとそのようなものに魅了されるものが多くなる。
自由とはいえ制約が効かなくなるとこのようなことも起こり得るのだと感じた。
また自分で言うのもあれだが一度地獄を見ることやまだまだ未熟だが、酸いも甘いも知ることによって人間として味のある人に近づけると思っている僕となに不自由もなく全てを手に入れてきた人間との思想の違いもあった。
ただ、個々に対するリスペクトという点においては、彼らにもあるのは間違いない。
〜普通や万人受けとは何なのか〜
「何でお前はあの〇〇君カップルみたいに普通にできないの?」
大2くらいに別れる手前に言われたセリフである。
「じゃあ普通ってなに?」
っていったところ言葉に詰まりながらも言われたのが
「普通のふるまいと会話をすること」
であった。 べつに自分は、ご飯中にウンコの話をしてるわけでもないし、何でそんなことを言うのだろうと思った。
いままで普通ということについて深く考えた事がなく、ポケモンで言ったらノーマルタイプということしか思いつかなかった。
確かに流行に全くついていけないし。大人数もそんな好きじゃないし。趣味と言ったらめちゃマイナーなYouTuberの動画を見ることくらいだし はっきり言って話も上手くないので会話に花も咲かせられない。
共通の趣味からお互いと仲良くなる事が滅多にないのだ。
むしろそれが苦手なのだ。
僕の友人といえば、全員変わり者が多い
変人である。 しかしただの馬鹿ではなくサシになった時や緊急時には対話できる能力がちゃんと備わっている。
そのような友達にここ4年間でたくさん出会う事ができたことにも感謝している。
ゼミのみんなやバイト先やネット繋がりなど様々。
この友人達は、僕の発言に同調などすることも無くイエスマンになることもない。
しかしその愛は厳しいながらも誠である。
馴れ合いという物は一緒にいる時間が長くてもいつか必ず崩壊するのである。
確立した個性が成り立つことによって人とのつながりができるのであると思う。
わかりやすく国家のように例えるなら自分の国をしっかり確立させて他の国と「あ、それいいねぇ うちには無いので貿易しましょうよ」とのやりとりのような物である。
決して、「なんか俺らの国似てるから併合しようぜ」 と言った関係では無いのである。
このような潔い距離感が保てるからこそ他人との関わりが大事なんじゃないでしょうかねぇ、、、 私はそう言いたいですけどね。
ただ、自分の悪いところは、考えを押し付けるところがある部分であり。柔軟になって
「そういう考えもあるのか」と考えられない部分であるともおもう。 周りの友人はこのような自分を受け入れてくれるにもかかわらず、そこができてないのは、嘆かわしいところである。
自分としてもまだまだ成長しなきゃだめなんだなぁ。。。
〜自分ヘの送辞〜
単位ギリギリで卒業おめでとう。
そしてお疲れ様でした。大学生活とても濃かったね。 色んな人や色んなバイトまた、沢山の国の文化に触れたり。綺麗なものも汚いものも嬉しいことも悲しいこともあったね。勉強全然できなかったくせに本気で恋だけはしてたね。
自分のことばかりじゃ無く他人の痛みや苦しみもまた他人の喜びも祝える素晴らしい人間になってね。 大学に入って及川たちに出会えてよかったね。青葉でもロフトでもいい友達に出会えたね。すばらしい友達をこれからも大事にしてね。 無職になっても地元の友達は、仲良くしてくれると思うよ。
これからもお父さんやお母さんを大事にして
いきようね!!
卒業おめでとうございました。
鵜飼 亮より
〜Ending 〜
sympathy for the devil